石とともに
お墓に関するいろいろなことを当社部長が綴っていきます。
庵治石
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庵治石
まず、現在日本の中の青みかげ石の中で最も高価な石、庵治石の産地についてのお話です。庵治石の産地は香川県高松市東端、高松駅から車で約20分に位置する源平合戦で有名な屋島の対岸の八栗五剣山です。屋島合戦といえば那須与一が平家の船上の扇を見事に矢で射落としたことで有名です。この八栗五剣山は牟礼町・庵治町にまたがっています。
庵治石の歴史はたいへん古く平安時代末期から室町時代にかけてこの一帯が京都の石清水八幡宮の荘園とされており、この地域から八幡宮再建のため石を切り出したという記録が残っております。また、高松藩の御用丁場とされ本格的に採石されるようになったのは天正時代(1573~1592年)の大阪城や高松城の築城のころからだといわれています。庵治の海岸から筏で運んだといわれ、庵治の港から積み出した石というところから「庵治石」と呼ばれられるようになりました。現在50ヶ所ほどの丁場(採石場)がありますが大丁場と呼ばれる丁場が最も良質な庵治石が採石されます。この大丁場こそ昔の御用丁場であり、現在は高松藩の家老であった大久保家が代々所有しております。
この地域の観光スポットとしては、源平合戦の屋島・五剣山の四国八十八ヶ所八十五番札所八栗寺、石の民族資料館、石の彫刻では世界的にも有名なイサム・ノグチ庭園美術館などがあります。また、映画「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地になった庵治町の皇子神社なども最近人気のスポットです。そして忘れてならないのが讃岐うどん。元祖ぶっかけうどんの店で今や観光名所となった「うどん本陣山田屋」もこの地域にあり、私どもも庵治の丁場に行くたびにうどんを食べるお店です。
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